2011年6月18日土曜日

バランスボールについて

バランスボールに座って、上体はそのままに、腰骨を左右に振る運動があります。
腰椎周辺の凝りをほぐし、動きを出す運動で、姿勢の矯正や腰のストレッチに効果があるみたいです。
慣れないうちは、おっとっと、と、よろけそうになりますが、それほど難易度の高い運動ではありません。

僕も、出来ているつもりでした。
で、先日、気がついたのです。
右に振る場合と、左に振る場合とで、なんだか腰の移動する軌跡が違う、と。
右に振るときは、まっすぐ横に腰が動くのですが、左に振るときは、若干左斜め前に腰が進み、真横に振れていない。

左真横に振ってみました。
動きません。
腰が動かないんです。
右足の付け根が、思うようにねじれない。
右側の腰の奥の筋が、ぐっと縮んだままで伸びない。
まるで、閂がかかったみたいに、つっかえ棒が立てかけられているみたいに、腰が左真横に進みませんでした。大ショックです。
バランスボールは、使い方だけトレーナーさんに教わって、実際に使っているところを見てもらっていないからなあ。

自主練は、本当は出来ていないのに、出来ているつもりになっている場合が多々あると思います。
だいたい気持ちがノッて、テンションが高くなっているときが多いと思うんですが、一人でやるときこそ、どこまでも冷徹な目で自分を見ないといけないな、と改めて思い知らされました。

左真横に腰が進まない問題は、徐々にほぐしていくしか解決はありません。
その日は時間をかけて、無理をせずに少しずつ、正しい左方向に腰を動かしました。
トレーニングを終えて歩いてみると、異常に腰回りが軽い!
無理無く腰が動き、足がすっとあがる。前に進む。自然に地面に立っている感じがする。
凄い。ここまで気持ち良いとは!
この問題が解消すれば、飛躍的に身体能力が向上しそうな予感がします。
楽しみです。
バランスボール、なかなか侮れません。

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