2015年8月29日土曜日

自主練直後

9時まで近所の体育館で自主練習、先ほど夕食を終えてこれを書いている。
練習中に感じたことを、忘れないうちに記録。

小虎燕、鏈子搥で今までと全く違う感覚があった。
動いても体軸がぶれない。手足の末端まで力が伝達する感じだ。今までは、キツイばっかりだったのに。
ホウマツ、というにはまだまだおこがましいかも知れない。しかし、こんな感じかな?
そして、疲れ方が全然違う。そんなに疲れないのだ。
今やっている基礎練習を記録しておく。何がどれくらい影響しているのかは分からない。

・日野先生直伝の胸骨の運動
・門派に伝わる体操
・股割り的なスクワット、空気椅子、空気椅子の状態からの片方ずつの爪先立ち足踏み
・開脚膝立てして仰向けになり、かかとで支えてお尻を浮かす
・体操座りの姿勢から上体の左右ひねり
・肩甲骨の腕立て伏せ
・横に寝て、肩の奥のコアトレ
・横に寝て足上げ

書き出してみると盛り沢山やっているみたいだけれど、
1番目はお風呂のついでに、2番目は週1の自主練のときに、3番目以降は週1で体育館に行って、まとめてやってだいたい1時間くらい、だ。
キチキチに追い込んでいるつもりはない。

それと、練習のやり方を少し変えた。
いきなり套路を通さずに、軽く2、3回真似事で流してみてから本番(?)をやる。
すると、体が焦らずに動いてくれる。これが良いようだ。

胸骨の考え方は、とても大きな武器になっている感じがする。
ここを中心に四肢が線でつながっている・力が伝わっていると意識をすると、まず姿勢が良くなり、変な力みがなくなる。目線が前を向く。
なんでもどんどんやってみよう。失敗もザッツオーライだ。

身体を深める

先週の日曜日は、拳法の練習を休んで天神まで出て行って、RBC九州さんの練習に参加させて頂いた。
少し早く来すぎてしまい、レッスンスタジオの前で時間をつぶす羽目になったのだが、朝の天神はやはり清々しい。
週末の朝ということもあり、ゴミが散乱していたり、ほこりっぽかったりしているが、昼〜夜の雑多感を知っている者にとっては、悪いものではない。

レッスンは、先々月の日野先生のワークショップの内容に準拠したもので、心も身体もストレッチをかけて気持ちよくリフレッシュできた。
今回、縦系の運動というものを初めて体験させて頂いた。
左足首の捻挫が気になって、足元をうまく使えなかったのが残念。
この、力を上体末端まで伝えていく運動は、いろいろなことに応用が利く気がする。
この場合、伝えようとしている”力”とは体重かな?ということは重力だ。丁寧に、丁寧に運動しないと、いつも使っている筋肉群が、お任せください!とばかりにいつも通りの重力に反発する働きをしてしまう。せっかく70キロ強という、人よりちょっと強い力(体重)を持っているんだから、上手に活用しないと!

やっていて気付かされたのだが、足首が堅い。股関節があんまり開かないのは昔から自覚があったのだが、足首は気がつかなかった。
足首が動かないと、力を伝える運動はうまく出来ない。
それと、いつも練習している騎馬立・その他武術の立ち方に疑問を感じるようになった。
ガッチリと居ついている。特に腰を下げれば下げる程、動きに制約がかかるのではないのか。そうなると、せっかくの力を活かすことが出来なくなるのでは?
練習の足りない僕の私感だからひょっとしたらきちんと答えがあるのでは、とは思うが、腰を落として、動くときに足を引きずっているようではダメなんじゃないかなと思う。

RBCには、武術の経験のある人は少ないかもしれないが、武の達人に近づいている人たちが大勢いる、そんな印象を受けた。
正面立ちなんて、皆さん侍の佇まいそのものだ。

2015年8月16日日曜日

自主練習

仕事帰りに近所の体育館に寄り、自主練習をこなす。
左足首の捻挫が長引いていて、動くとしんどいがそこは我慢。普通に動いているだけなら、今より悪くなることは無い。
シュッシュから八式、基本六路まで丁寧にこなす。
力を抜いて七手。上体と足がケンカしない、腕から出る重みを殺さないよう注意して動く。
疲れる動きはしない。套路もテンポを落とし、正しい動作と要所要所での〆を意識する。
出来ないことを力でカバーしない。今の自分のレベルを受け入れて、とにかく丁寧に動く。
丁寧に動くと、四路奔打と小虎燕が違う系統のものだということが感覚として分かった。
動きの質が違う。疲れかたが違う、体の使い方が違う。
鏈子搥は、途中から突っ走ってしまった。で、最後はヘトヘトに。
蟷螂手が、なんとなくハマる感じがあった。最近頭の中で、左右反対でイメトレしているせいか。
二路長拳を習ったところまで復習。殴りっぱなしの恐ろしい套路だ(笑。
棍をじっくり練習したい。棍は、体の使い方を学ぶ良い教材だと思う。重いものを使うと、肩周りのストレッチや筋トレにもなる。
最後に、組手対策として手技の練習を行う。

2015年8月14日金曜日

どつき合い・・・

長拳螳螂門福岡教室が、積極的に組手を練習し出して3ヶ月が経つ。
動画を撮り、後で見直すのだが、自分の成長のなさに呆れるばかりだ。・・・
やっている最中は、伝統派を気取っているのだが、映っているのは下手くそなキックボクシングの真似事だ。基本練習と組手が繋がっていない。

組手には、制限時間がある。つまり、1〜2分の間に、有効な突き蹴りを相手よりも多く当てないといけない。そのための技術は、伝統武術の基本練習には無い。
使ってはいけない技がある。つまり、ルールがある。喉や金的など攻めてはいけない。
倒れた相手を執拗に攻めてはいけないetc・・・
組手を合理的に、安全に行うための決め事が、基本とのつながりを薄めてしまっている。

今、学んでいることが検証できるような組手をやりたいな、と、いつも思う。
せっかく七星対打や七手対打、チンナを学んでいるんだから。