2015年9月25日金曜日

公休日でした

 本日は筋トレ日。
 少し前までは、マシンを使ってよくある筋トレを行っていた。
それはそれで充実感があり、段々とレベルアップしていく楽しみもあるのだが、今は地味な筋トレを行っている。あえて例えれば、機能回復訓練に近い。
 ジムトレーナーの方々から教わったことや、武術の先輩方の助言をもとに組み立てた、効果の出そうなヤツをコツコツ続けている。意識は、武術の体を練り上げる、だ。道具は1キロのダンベル1本だけで、マシンは不要。
あとは肩のために棍を振り回したいんだけど、市営体育館のジムじゃそういう訳にはいかない。

 6月末に日野先生のワークショップに参加してから、胸骨の一番基本の運動をずっと続けている。
この運動が、先生のご指導通りに上手くできるようになって、動きの中に効果が出てくるまでには何年もかかるのだろう。が最近、胸骨運動の影響が体に出てきている気がする。
胸骨を引き上げると相対的に骨盤が下に下がる感覚があるのだ。
 この感覚を覚えながら歩くと、足運びがなんだか違う。足首、膝が地面からの振動を受け止めている感じがして、足の付け根の関節がうまく回る。
地面を蹴る反力を吸収しているような??うまく表現できないが、良い感じだ。
残念ながら下半身の訓練ができていないので、普段の歩き方がやりにくく、なんとなくぎこちなくなってしまっただけだが。・・・

 それと、当たり前だけど猫背が改善する。呼吸が楽になり、体がスッとして単純に気持ちが良い。
 ところで気持ちが良いというのは重要なことで、そうじゃないと続かないし、体にとって正しい矯正だということになる。

 これらは胸骨運動の本来の恩恵とは違う、副産物だと思う、が、良いことばかりだ。
奥が深い。

2015年9月21日月曜日

自主トレにて

先週が特別練習で組手主体、今週がシルバーウィークで練習がお休みということで、最近套路を通していない。

先日、仕事帰りに体育館に行き、套路を数こなしてきた。
実感として、まだまだ僕は数をこなす時期だ。動きの流れを体に刻み込ませる、染み込ませないといけないと感じた。
今の時期に、先輩と同じスピードで動くとか欲を出さない。
体が動きを覚えていないから、動く筋肉と制動する筋肉の両方に力みが出てしまい、硬くて遅い動作になっているみたいだ。しかもすぐバテる。
それと、普段考えている、五体のつながりを感じる、とか、重力を味方にするなんて理屈がポンと飛んでしない、検証ができない。

昨日は、それこそ盆踊りですか?くらいの遅いリズムからいつものリズムまでいろいろ試して動いてみた。気づくことが多く、良い勉強になったと思う。

自主トレで気をつけたいのは、やったことで満足してしまうことだ。体育館で2時間過ごすことが目的ではない。なにかを得たいし、得るためのきっかけを掴みたい。
そのためには、練習のテーマ、目標があると良い。
今の僕のテーマは、武術の動きを身につけること。本当に効く突き蹴りやブレない重心、力の出し方を手に入れたい。

最近、久しぶりに無門会空手の動画を見た。


顔面あり、金的ありのフルコン空手団体の組手。
この緊張感、たまらない。試合後の選手の顔も素晴らしい。
駆け引きなしの鋭さがある。武術をやる上で、到達すべき高みだと感じる。
キックボクシングの真似事よりも、こういうのをやりたい。

さて、練習だが、いつも通りシュッシュ、門派の体操、八大式、基本六路を行う。それから套路に入るのだが、基本から套路の間に技術的な距離を感じる。基本が套路に活かしきれていない。套路を分解して技を取り出し、その技だけ繰り返し練習するとか必要かも。

最近思うのだが、シュッシュ〜基本六路等の基本練習こそが大切で、もっとこちらを時間を掛けて練習した方が良いのでは?
でも、例えば突きは突きを打つ練習をしないと決して上手くはならない。
高級すぎてなにやっているのか分からない套路の動きでも、分からないなりに動いていないといつまでたっても出来るようにはならないのだろうな。だからやらないといけない。

2015年9月17日木曜日

自分用覚書

本日は、公休日でした。

朝の内に洗濯、散髪を済ませ、さて昼から体でも動かそうかと思っていたところ、けっこうなボリュームの雨に降られてしまい、近所の更科さんでお蕎麦を頂いた後はうちでぼうっと過ごしている。

正しい姿勢とは?
気をつけること

上体・・・
 胸骨の操作で、上に持ち上げる。
下半身・・・
 腰式呼吸で、地面に引き下ろす。
頭・・・
 顎を引いて、頭がフラフラしないよう安定させる。
足・・・
 歩くときは、カカトからゴンゴン着地しない。
 足裏全体を丁寧に使って、あんまり体が上下に揺れないように。

胸部と腰が上下に引っ張られて、胴体が上下に伸ばされる感じを持つ。
五体のつながりを感じる。足だけで動かない。


左足首の捻挫と、左肩の捻挫(四十肩・・・?)が治らない。動かすと痛む。
負傷箇所に負担がかからない練習をしないといけない。

2015年9月14日月曜日

特別練習日

今日は、月に一度の特別練習の日だった。畳の部屋を借り切って、普段できない投げや受身の練習をやった。
今日は特に打撃技を減らして、関節技にウェイトを置いてやったが、やはり下手すぎる。基本と自由組手が全然繋がっていない。
僕は、必要な技は全て套路に盛り込まれていると考えている。組手で技が出せないのは、やはり稽古不足。通しの数が全然足りない。質が低い。相手を想定する・脱力する・歩法を大切に、等、出来ていない。
ヒントを得たいから、色々な本を読み、動画を見てはいるが、必要なことは全て、長拳螳螂の套路の中から引き出したい。もっとアツく練習しないと。もっと套路と真剣に向き合わないと。

2015年9月8日火曜日

武術の理由 目指すべきところ

単なる殴りっこ、蹴り合い、つかみ合いなら、ピストルや刃物を持った人たちのほうが絶対に強い。喧嘩に強くなりたくて武術をやるのなら、そういう道具を持つことをお勧めする。

武術の練習は、組手が基本だ。
必ず相手がいる。それはつまり、守者と攻者がいるということだ。
攻者が攻撃を行い、守者が防御を行う。
攻者は相手の急所を的確に攻める練習を行う。
守者は攻撃を的確にかわす練習を行う。
攻者は急所の正確な位置を、例えば最短コースで(距離、時間ともに)攻めるよう練習を行う。
守者は、その正確な攻撃を、こちらの体勢が崩れない最小の動作で、しかも確実にかわす練習を行う。
それが真剣であるほど、お互いを高め合うことになる。

互いが相手のレベルを見極め(正しく評価をし)、上達を思いやり、その上で、当たればタダでは済まない程の真剣さで自らの技能を向上させようと努力する。
繰り返すが、それが真剣であればあるほど、お互いを高め合うことになる。
ここに武術の素晴らしさがある。

そういう気持ちで武術に取り組んでいる人は、いつしか矛を収める心境にたどり着くのではないか、と信じている。

いろいろ考える時期か

結局、自分は拳法に何を期待しているのか、だ。
こんな、あんまり一般的ではない技術を時間を掛けて、ヘトヘトになって、多少の怪我も厭わずにやる理由はなんなのか。

はじめはかっこいい先輩や映画スターへの憧れがあった。
運動音痴の克服もあった。
武術という文化への興味、身体操作への好奇心もある。
憧れでも良い、カッコつけや体のメンテ代わりだって構わない。これからはもっと精度を上げたい。深く突き詰めたい。
そのためには、自分に対して抱いている様々な偏見や思い込みを、すっかり捨て去らないといけない。
これは得意だよ、と思っていることが、全然レベルが低かったり、苦手意識のために伸びシロに気づかないままになっていたり、ほんの些細なことで全く違う動きをやっていたり。

勘違い、思い込みをひとつずつはがして、謙虚に教えを受け、自分を伸ばしたい。伸びる自分を見てみたい。

2015年9月1日火曜日

ポッピング


ポッピングというジャンルのダンスですが、凄い!
どうしても身体操作という観点で見てしまうのだが、特に左の人の動きは素晴らしいと思う。武術家が何年もかけて嫌という程練習して、それでも体得出来るかどうか分からないものを身につけているようだ。
最近のイメトレネタ動画です。

左足首の捻挫について

8月の頭に痛めて、いまだに痛みが引かないので本日病院に行ってきた。
レントゲン、MRIでチェックをしてもらい、足首の軟骨が少しだけ欠損している疑いがあるとの診断を受けた。捻挫ではありませんでした。
確かに、痛みを感じる所と欠損している部位は一致しているのだが、それだけじゃない。
足首内側の腱も痛むし、なんとなく踏ん張りがきかない。経過観察しつつ自然治癒を待つか、外科手術で治すか。お金もないし、自然治癒を選択。
しかし、ほんの小指の爪の先ほどの異常を調べて、治療を受けることもなく7千円近く支払ってしまった。懐もバッチリ痛んだ。・・・

夕方からは、近所の体育館に出向いて自主トレ
(もちろん、故障している箇所に負荷がかからないように注意して)。
今日は筋トレの日なので、拳法は一切抜き。
胸骨の運動を始めて、胸の筋肉、関節が柔らかくなっているようで、ダウンドッグのときに両肩の間から肋骨部分がぐーっと前に出た。自分でも驚いた。

最近走れていないので、久しぶりにトレッドミルの上を走る。マシンの上は実際のフィールドと違い、全然楽勝。
バタバタと大きな足音を立てて、15分くらいでゼエゼエ言っていた昔が嘘みたいだ。
左足首も、外を実際に走ると痛むのだが、マシンの上では痛くない。
程よく汗をかいて、本日の練習を終えた。

9月末の特別練習の日には、台湾から大先輩が来日(いや、帰国だ)されるようだ。足首早く治らないかなあ。