2011年5月31日火曜日

すし処魚亭ふじ乃

義理の親父が再び入院する事になりましたので、近所のお寿司屋さん『すし処魚亭ふじ乃』さんにて小宴。
蟹が好きな親父のために、無理を言って取り寄せてもらった新鮮な蟹。



色具合からも、鮮度の良さは伝わるかと思います。
まだ、生きていました。ふじ乃さん、本当に有り難う。


盛り合わせも手が込んでいました。


ひらめに、ほんのり下味が付けられていました。
冷やし過ぎず、美味しく食べてもらおうという心遣いが溢れていました。


こちらは、握り。
上品すぎず、でも華があります。


特に手前の三品は、
「お醤油をつけずに、そのまま食べて下さい」という逸品。
炙りサーモンと、雲丹、貝柱。絶品でした。


さて、先ほどの蟹が出てきました。
お店の方が取り分けて下さいました。
もうね、身が新鮮でほんのり甘いんです。それでいてパンパンに詰まっていて、身離れが良くて食べやすくて、言う事なし。


親父にとって、良い記念になったと思います。
来てくれた人達から有り難うメールが何通か届きましたが、オレの手柄なんて何一つ無いですよ。
それより、皆さんこそ、来てくれて本当に有り難う。


すし処魚亭ふじ乃さん、大人向けの本当に良いお店でした。
また利用させて頂きます。
西区の壱岐団地にあります。地図を見ないと、ちょっと難しいでしょう。


すし処魚亭ふじ乃


7/3補記
義理の親父ですが、6/27に永眠しました。
皆さん、本当に有り難うございました。

2011年5月27日金曜日

加圧でしたよん

先日は木曜日恒例の加圧トレーニングでした。
体が加圧仕様に出来上がりつつあります。
もう貧血も起きないようですし、ガッチリ巻いて、結構な負荷のかかる運動をやっても、全力で踏ん張れるようになりました。やってて良かった。

トレーニングの内容ですが、こちらの要望に応えてもらい、肩周り、背筋、お尻、腿をぎゅうぎゅうに鍛えています。突いたり蹴ったり投げ飛ばしたりに必要な筋肉です☆
トレーニングが終わった後のバンプアップが、ハンパじゃないです。肩の肉が盛り上がり、二の腕が外人さんみたいになります。

木曜日は時間と手間をかけて、きっちり身体作りをしています。
優れた技も、実現出来る身体が無ければ価値を発揮出来ません。
夢と目標、そしてちょっぴりのプライドがあるから頑張れます。

2011年5月22日日曜日

某拳法 本日の練習内容

市営体育館の共有スペースにて練習。

準備体操の後、圧腿を行う。腿裏と内股を、イヤというほど伸ばす。


移動稽古
蹴り上げに、突きの動作を付けて行う。
右足蹴り上げ・右手は打上受(単なる”受け”では分からなくなるので、仕草が似ている少林寺拳法の受けの名前を勝手に付けています)・左手で突き。

膝を十分に引き上げ、踵から出す独特の蹴り。
腰を入れないし、軸足の返しも行わない。
突きの間合いから出す蹴り。なので、蹴り足と突く手が、同じ位置を攻めるようにする。
腕よりも足の方が長いし、腰を返したりすると、突きより遠いところに蹴り足が届いてしまうが、それではいけないとの事。


弓歩からの逆突き(ヨウホスイ:どういう字だろう?今度訊いておこう)。
1.前足のつま先を外に開く
2.後ろ足を寄せる。このとき当然、重心は前:後=10:0。
3.そのまま前に足を進めながら、弓歩・逆手で突く。後ろの踵を踏ん張って、力を突きに伝える。膝は伸ばす。

前に出す足の体重配分が、0から一気に9くらいになる。その上、踵で踏ん張るので、かなり強い打撃力が生まれる。
ただし膝が曲がっていたり、前足のつま先が流れたり、弓歩の構え方が甘いと力が逃げてしまう。


弓歩からの順突き(ジュンポスイ:順歩、だろうな)
1.前足のつま先を外に開く
2.後ろ足を寄せる。このとき当然、重心は前:後=10:0。
3.そのまま前に足を進めながら、弓歩・順手で突く。後ろの踵を踏ん張って、力を突きに伝える。膝は伸ばす。

突くときに、体を少し下に沈めるようだ。順手での突きは、重さよりも素早さ重視のイメージだったが、これも後ろ足の踵で踏ん張り、体重を掛けるので相当の威力が出せる。


基本六路・一
1.前足のつま先を外に開く
2.後ろ足を寄せる。このとき当然、重心は前:後=10:0。
3.寄せた後ろ足を前に進め、四六歩の構え。順の手で、(想定上)中段に来る蹴り足を救い上げる受けを行う。逆手は拳をつくり、腰に構える。
4.足を更に進め、弓歩。踵を踏ん張り、膝を伸ばし、腰の拳で突く。高さは自分の顎。
反対の手は、拳を握り腰に構える。
5.突いた手で、相手の頭頂に裏拳を打ち込む。


対練 空手で言う、補強。互いに弓歩で向き合い、向かい合って腕刀をぶつけ合う。
肩の力を抜き、腕の運動にならないように。上段を打つ際は、相手のこめかみを狙う。


七手。最後まで通し、型を一通り教わった。

どうにか最後まで型を教えて頂いた。
注意点を、また、型そのものを忘れないうちに繰り返し練習しよう!


2011年5月20日金曜日

体が変わる

つまらない話だけど、内股に筋肉がモコッと付いてきました。
そりゃー、週の大半を少林寺、某拳法と、中腰で動き回っていたら内股も鍛えられるよな。・・・

昨日は恒例の加圧トレーニングでした。
先週も書いていますが、だんだん体が慣れて来て、「ふんばり」がきくようになってきました。
で、今週からトレーナーさんにお願いをして、メニューを少し変えてもらいました。
腹筋と背筋、腰回りを中心に鍛えます。
ここをしっかり強化出来れば、突き蹴りの精度が上がるはずです。

40すぎても、志を持って動けば、体は成長するというお話でした。
受け売りでもない、お題目でもない、体験に基づくホントの話です。

2011年5月15日日曜日

台湾旅行の写真を追加

Googleウェブアルバムに、台湾旅行の写真をいくつか追加しています。
欣葉101店のお料理、淡水、九份の風景等です。
どうぞご覧下さい☆
また、いくつかの写真にコメントを追加しました。
より雰囲気が伝われば、今後旅行に行く人の参考になれば、と思います。

Googleウェブアルバム『台湾旅行2011年4月』
https://picasaweb.google.com/saexa01




2011年5月14日土曜日

ちょっといい話「さようなら、森先生」

少林寺拳法ヨーロッパ総局長 青坂寛先生
森先生 追憶の記

出逢いは一九七三年の夏。
前々からお互いに知ってはいたが、より友好を深めたのはこの年、ことのおこり は口喧嘩だった。

私はその夏、パリより日本へ帰国し、本山少林寺に寝泊りしていた。
みなが集まり雑談する小さな畳のしいた部屋があった。森先生が云うには近々、沢村を本部につれて来るとの話をしていた。
「沢村」古い人たちは知っていると思う当時のキックボクシングのスターである。日本大学の出身であり、私の二、三年先輩にあたる人である。
私は沢村氏より森先生に興味を持ち、聞き耳をたてていた。この人にあの沢村と何のつながりがあるのだろうかと・・・。いろいろと質問してみた。
そして、ちょっとうるさくなった森先生は「青坂、お前はねほりはほり うるせえな。」と云った。
私も連日の練習と暑さとで疲れていた。カチンときた。云いかえした・・・
「先生、うるせえとはどう言う事ですか、あなたに興味がなければこんな話はしませんよ。」私の若さがそう言わせた。
森先生はにらみつけて来た。そして私もにらみ返した・・・。
仲裁が入った。京都の森川先生だった。
「森先生、青坂先生の話を聞いてやりなさいよ。」森川先生はニコニコと穏やかな顔をして云われた。森先生の顔がいつもの顔にかえった。ニコと笑った。「青坂、俺が悪かった。話してやろう。」そして沢村氏とのいきさつを話してくれた。

森先生はその時の本部での合宿を終わり神戸に帰られる時にわざわざ私の所へよって来てくれた。
「青坂、頑張れよ。そのうち俺もパリに応援にみんなで行ってやるよ。」
私は心だけ戴くつもりで聞いた。当時なにぶんにもフランス パリは遠すぎた。
開祖がヨーロッパに視察の旅に出られた時など何百人の見送りが出た。そんな時代だった。 二年後、おもわぬ連絡が来た。「青坂、お前のところへ行く。」
電話に出た私に遠くで小さくそれでもはっきりとした声がはずんできこえた。

その森先生が他界された。
本部WSKOの平田さんから知らされた。涙がとめどもなくながれた。
心やさしい、しつこいぐらい情のこい人だった。技もならった、特別にかわいがられもした。私の最初のむすめをだっこし、神戸の街を歩き廻ってくれた先生の姿を思い出す。

パリに来たときは当時の私の三畳の部屋にも来てくれた。
刀ひとふり、セビロ一着、クツ ゲタそれぞれ一足、ベッド。そして部屋の前にマキワラ、何もない簡素な生活、気持ちいいくらい何もない生活だった。
金はかなりの額を持って来ていた。ただ、使えばなくなる。それだけの話である。将来事なした暁もこんな生活をしようとは思っていない。
森先生には、こしかける場所もないので私のベッドへすわっていただいた。
私は床にすわって話をした。森先生は泣いてくれた。何を話したか、あまりおぼえていない、ただ涙をポロポロとながしてくれたのを思いだす。
先生は日本へ帰国され弟子たちに話をしたと云う。
「パリで武蔵に逢った」と・・・。
私はそれを聞いてはずかしかった。別に苦しい生活ではなかった、好きでやっている事だったからである。

二〇〇一年のパリでの国際大会は会いに行くと云ってくれた。
「お前と水野に会いに行く」と早くから手をあげてくれた。
本部の合宿でも大勢の拳士へ「青坂の所へ一緒に行こう」といつも云ってくれていたらしい。
そのおかげか、日本からパリへは五百人と云うとんでもない人の大移動となった。大会はスバラシイと絶賛された、しかし森先生は来仏は出来なかった。
膵臓ガン・・・そしてなくなられた。

人は、彼から技を習いましたと云う、しかし私は技より心をならった様な気がする。
--

非常に多くの拳士に未だ慕われ続けている、少林寺拳法八段大範士・森先生。
ご逝去された際の、青坂先生のお言葉です。
森先生には、僕は一度、お会いしたことがあります。
小柄な、だけど存在感のある方でした。
この小柄な先生に、地元の大先輩方が列を作って”投げられに”いく、そんな講習会だったと記憶しています。

技も良いけど、男が惚れる大先輩方が大勢いて、頑張れ後輩共!でも強いばっかりじゃ駄目だぞ!と、手を取り、声をかけて下さる、そこに少林寺拳法の大きな魅力があります。

森道基八段大範士・その技と理論


追加で、開祖のエピソードをひとつ。
話者は、高津道院長・佐名木先生(福岡大学少林寺拳法部 初代主将)

競技が進行していくのと同時に、マイクを通した開祖の通る声が会場に響くんです。
「ご覧のお父さんやお母さん方も、みなさんの子どもたちが今ここで競技をやっていて、もし勝った負けたの勝負事をやっているとしたら、ハラハラのしっぱなしでとても平気では見ておれんでしょう」と。
そして、「少林寺拳法は、勝った負けたではないのです。
拳士の顔を見てごらんなさい。お互いが真剣にかつ楽しんで取り組んでいる。
これが大事なんだ。こういう形でやりながら人(柄)ができていくのです。
いい友達にも恵まれることになる」
と、それは、すーっと心にしみ入ってくるようなしゃべり方だったんですね。

それまでの私なんかの感覚では、武道関係の大会や競技となったら、やっぱりやじも飛ぶし、要するに勝ったか負けたかの世界だと思っていたんですよね。
そうではないんだという形を堂々と打ち出して、会場全体の雰囲気が開祖の空気になっているわけですね。

高津道院について

2011年5月13日金曜日

金曜日のワンツウ

週末モードですので、金曜日はリラクゼーションなメニューを楽しんでいます。

ワンツウは、通常のスタジオレッスン(エアロビクスとかフィットネスとか)とは別に、トレーニングマシンを置いているフロアの隅、マットを敷き詰めているブースで、トレーナーさん達が独自にメニューを組んだ小レッスンが行われています。
こういうのは、ワンツウ独特じゃないかな。

基礎的な筋力トレーニングだったり、姿勢改善のための骨盤矯正、体幹部のコアトレだったり、ストレッチポールやストレッチボール、バランスディスクを使った(おそらく正しい使い方を身につけるための)、15〜30分程度のミニレッスンです。

で、曜日によって内容は変わるんですが、金曜日(夜間)は、藤島トレの美化トレ、平木トレのフットケア、ストレッチポールが実施されています。
美化トレは、腰〜お尻のストレッチによる骨盤調整と体幹部のコアトレ、ボールを使った大胸筋のストレッチ、ディスクでのバランス力調整という内容。
書いてみると、結構盛りだくさんだ。
小さい藤島さんが、はっちゃけていて楽しいです。

平木トレのフットケアですが、脚部分全体のストレッチと、ふくらはぎのリラクゼーションが主な内容。
レッスンの開始前と実施後で、ふくらはぎの周囲を計測します。
僕の場合、だいたい1〜2センチ小さくなっています。すごい。・・・足、使い過ぎ??

前日の加圧でいじめた体を伸ばし、疲れも取って1週間のワンツウ通いが終了となります。
頑張っている自分、おそらく自分以上に頑張って下さっているトレーナーの皆様に、感謝しています。

ワン・ツウ・スポーツクラブ中央
最近リニューアルして、カッコいいサイトになっています。
秋月さんお疲れさまでした。

2011年5月12日木曜日

加圧ですよ

木曜日の加圧トレーニング、以前より人数が増えて来た?かな?
時間帯でレッスンが区切られているので、みんな一緒にトレ出来ませんが、
人が増えると励みになります!

先週が祝日だったので、2週間ぶりの加圧でした。
ベルトを巻かれるときの感覚はやっぱり独特で、なかなか慣れませんが、
体は確実に変わって来ています。
ここ一番の踏ん張り、あともう1回!あと5秒!の「火事場のクソ力(キン肉マン)」が湧いてくるように出てきます。やってて良かった。

加圧の後は、30分程自転車漕ぎ。
血管がおそらく最大まで広がっていて、筋肉が活性化していますので、これだけで僕の場合300〜400グラム体重が落ちています。
頑張れる人は、エアロのレッスンに入ったら更に効くと思います。

加圧トレーニングで、貧血にならないコツ・・・
コツ、という程の事ではありませんが、トレーニング中は、意識的に「深い呼吸」を続ける事です。
力を入れるとき、フンッ!と息を止めたくなりますけど、我慢してスー、ハー、とやります。
血流を制限して、脳に十分な酸素がいかなくなっているので、当然と言えば当然ですけど、ね。

僕の場合、これでかなり楽になりました。
「深い呼吸」は、まずしっかり吸う事でやりやすくなります。
鼻から吸って口から吐く、がトレーニングの呼吸の基本とは思いますが、慣れるまでは口から吸って吐きます。鼻からよりも大量の空気が入ってきます。楽になりますよ。

2011年5月8日日曜日

良い日曜日!でした

良い天気に恵まれて、いろんな事が今日は出来ました☆

午前中、某市まで足を伸ばし、某中国拳法の練習。
伝統派なので、腰が低い!腿がパンパン・・・。
でも面白かった!

午後は、糸島の山崎農園でイチゴ狩り。
嫁と、いとこ親子を連れ出して、良い時間を過ごすことが出来ました。
山崎農園さん(&娘さん)に感謝です。

家に帰って来て、この間抜いた雑草を市の指定ゴミ袋に詰めました。
大が7袋、です。
おかげで庭スッキリ。

さて、今から嫁の実家に母の日を祝いに行きます。
摘み立てのイチゴ、喜んでもらえるはずです!
・・・イチゴをネタに、晩ご飯をたかりに行くだけなのかも。・・・

2011年5月7日土曜日

6月末、県大会に出ます

少林寺拳法の福岡県大会が、6月末に開催されます。
出場する事になりました。
やるからには、やるだけです!

2011年5月4日水曜日

ちょっといい話「ハマコー持論!」

ハマコー持論。 まわりをやる気にさせたい時は問題が起きた時に、この時を待っていた!と言えばいい。それだけ! みなさんおはようございます!

浜田幸一氏 2010年4月6日twitterでの発言。

面白画像:ベアトリーチェ・チェンチ


ベアトリーチェ・チェンチ(Beatrice Cenci イタリア 1577〜1599)
度重なる虐待に耐えかねて、実父を殺害する。そしてその罪を問われ、死刑となる。
この絵は、死刑直前の彼女。
その悲劇性が広く伝わり、多くの文学、映画が生み出された。

wikipedia - ベアトリーチェ・チェンチ

2011年5月3日火曜日

筋トレしましょう!

月曜日は、某所で打撃技の練習をしています。
昨日は連休の谷間という事で、お休み。
久しぶりに月曜日のワンツウに顔を出しました。
で、本当に久しぶりに、基礎トレーニングのメニューに参加。
毎週加圧トレに参加しているし、久しぶりといっても一ヶ月程度のブランクです。
それほど心配してはいなかったのですが・・・

甘かったです。
なまっていました。脚!とか、腕!とか、単品ではそれなりに力が出せるのですが、
コア部分(腹筋、背筋)が弱っていた!
結局、腕立て伏せだって、腕の運動に見えるけど、お腹がくの字に曲がったり、背中がピンと伸ばせなければ出来ないんですね。
数こなしたり、スローペースでゆーっくりやると、途端に全身ガクガクしてきます。・・・

トレーニング全般に言える事だけど、
・目線を落とさない
・呼吸を止めない
↑大事です。

顔が下がり、目線が床に落ちると姿勢が崩れます。
体の余計な部分に緊張感が出てしまい、効かせたい部分に効かせられません。
力を入れるときに、呼吸を止めてフン!と気張りたくなりますが、これはその場しのぎの力の出し方で、柔軟で力の出る筋肉には育たない気がします。
あと、きつくても正しいフォームでやる。

競技をやっている人は、こうして培った筋肉をその競技に使えるように
チューニング
をしてやる必要があります。
複数の筋肉を連動させる、とか、動きの中で力を出すタイミングをつかむ、とか、
そういう事です。

よく、武術の紹介なんかで「力は要りません」「体力が無くても大丈夫」みたいなうたい文句を掲げているところがありますが、僕はそうは思いません。
3〜5分の演武(組手)を、ずっと中腰でやる、押し負けない、引き負けない、いくらでも体力はあった方が良いです。

サラサラすいすいと、流れるような動きで、大の男を手玉に取っている達人のおじいちゃん達がいます。
でも、調べてみると学生時代、弟子時代に人並みはずれて体力トレーニングをやっていたり、柔道の学生チャンプだったりと、なんだよ!かなりの力持ちじゃん!という人ばっかりです。

僕の経験上・・・
習い出しの頃は、大きな動き、力強い動きで練習をし、技の効果を覚え、最大の効果を追求し、身につけます。そのために、体力は必要。
時を経るにしたがって、だんだん少ない動作、小さなモーションで、同じ効果が発揮出来るようになってきます。
最終的に、達人の領域になると力は不要なのかもしれませんが、そこに至るまではやはり力はあった方が良いと思います。
それに、なんだか理論と違っていても、体力で強引にきめる、というのも大切なことです。
いきなり達人のやり方を真似ても(真似させても)、上達しないような気がします。

なんだか横道にずれてしまいましたが、筋トレしましょう!
頑張ろう、自分!

面白画像:Surprised Kitty(動画)


一時、とても有名になった子猫の動画です。
見るたびに癒されますね。

これのパロディも、たくさん作られました。


Suprised Dog
良い表情してます、この犬。

2011年5月1日日曜日

某拳法 本日の練習内容

架式
蹴り上げの移動稽古

正面を蹴る
1.膝、足首までまっすぐに伸ばす方法
脚を鞭のように、しなやかに蹴り上げる
膝から上げる
腰を返さない、軸足は踵をしっかり付けておく(浮かさない)
そのまま前に脚をおろし、逆脚を蹴り上げる

2.踵から蹴る方法
膝から上げる
踵から前に出し、そのまま蹴り込む
最初は低い位置を蹴ってもかまわない。正しいフォームにこだわる事。
突きの間合いから蹴りを放てるイメージ。膝をしっかり上げて蹴り込む事
1と同じく、腰を返さない、軸足は踵をしっかり付けておく(浮かさない)、
そのまま前に脚をおろし、逆脚を蹴り上げる

両方の蹴り方に共通する注意点
・軸足を返さない
・腰を返さない
・膝から上げる
・脚はしっかりと地面に付け、地面の力を利用する

・・・少林寺拳法と(おそらく、他の日本武道とも)全然違う!
これは、中国は靴を履く習慣があるかららしい。
移動も蹴りも、靴を履いている事が前提なのだ。
翻って日本の武道は、裸足(草履?)を前提としている。踵は使わないのだ。

圧腿
伸ばしたい脚を、台に乗せる
1.つま先を上に向ける。軸足のつま先を、伸ばしたい脚の方向に向ける
伸ばす脚と同じ側の掌を膝におく
反対側の掌を、伸ばしている脚のつま先に向けて伸ばす
まずは、腰から上がきちんと直立するように心掛ける
それが出来てから、上体を前に倒す

2.軸足のつま先を、横に向ける
伸ばす脚のつま先は、そのままの向き
体側を伸ばす要領で、上体を伸ばす脚側に倒す
両腕は、イヤミの「シェー!」の形

3.伸ばす脚のつま先を、足刀の要領で横に倒す
体側を伸ばす要領で、上体を伸ばす脚側に倒す
両腕は、イヤミの「シェー!」の形

4.軸足のつま先を、伸ばす脚と反対側に向ける
伸ばす脚のつま先を、足の甲が下に向くように(乗せている台に付くように)返す
バレリーナのように、上体を反らす
両腕は、上に伸ばす(肘を伸ばす必要は無いようだ)

5.少林寺拳法の足刀の要領で、ストレッチを行う
伸ばす脚の足先(足刀部)を壁に当てる
そのまま軸足に体重を完全に移し、重心を落とす(体を落とす)
両腕を軸足の膝に乗せ、上体を支える

七手
一通り、通す。

1起式
2螳螂双封手
3弓步反掌

までが前回の復習。今日は、

4右吞蹋步

を、解説して頂いた。
脚払いの技である。
3の反掌を受け止められた場合を想定している。
左手を、自分の右手の下に添え(掌は相手側を向いている)、滑らせて相手の受け手(手首)を捉える。このとき、小指から握り込むようにする。
同時に、右手は拳を握り腰に構える。
左足を相手側に寄せる。懐に入り込む感じで、体を落とす。
捉えた手を、自分の左腰に引き込みつつ、右掌を相手の肩に当て、自分のへそが向いている方向に手刀切りの要領で腕を伸ばす。
同時に、右足を弓歩の後ろ足の要領で伸ばし、脚払い。このとき、膝をしっかり伸ばしておく。膝が曲がると、相手が耐えてしまう。

4右吞蹋步の立ち方は伏虎式(脚払い)の形だが、後ろの脚は人が乗っても膝が折れないくらい、しっかりと力を入れて伸ばす。
腰をぐっと落とす。前の脚の膝においた棍が転がり落ちないくらい、太腿が地面と平行になるくらい腰を落とす。

圧腿と八大式で、徹底的に下半身を鍛え直そう。