2012年1月11日水曜日

勝つとか負けるとか、本当は嫌いなんですが

他に適当な言葉を思いつきませんので、勝つ・負けるという単語を使います。

この年になると、若手の育成に力を注ぐ事もあります。
やはりきちんと成果の出せる人間に育って欲しい。そこで、気をつけたい点があります。

指導する側が陥りやすい間違いですが、専門知識至上主義になってしまう事です。
確かに、携わる事について、深く詳しく理解する事は大切です。
しかしあるラインに達すれば、それはもう十分と考えるべきでしょう。

さて、

やらなければいけない事が分かっている、
でも、理由があって出来ませんでした、

という人がいます、と言いますか、多いよね。
これが繰り返されると、理由があればやらなくても良い、と、脳みそが理解をしてしまう。
こういう状態を僕は”負け癖がつく”と呼んでいます。
残念ですが、この”負け癖”がついてしまっている人が非常に多い。
上司・先輩が負け癖人間だから、部下にまで伝播しちゃっている事もあります。
理由を付けてなんにもやらない・出来ない・やらせない人のなんと多い事か。

まずは、負け癖を捨て去る事。
負け癖を捨て去り、自分を高めるためには、どんな小さな事でも、決めたらやる、実現する、その繰り返しが必要だと思います。
それが難しい事、価値の高い事である必要はありません。
例えば、約束の時間までに顔を出す、宿題はきちんとやってくる、その程度でオーケー。
やって当たり前じゃんみたいな話ですが、

やると決めた→出来た→つまり、自分との約束を守れた、
それが大切。

これを繰り返し、自らを”勝ちパターン”にはめ込めれば、きっと大きな、価値の高い事を実現出来る人間になると思います。

まずは負け癖を消してやりたい。そして勝ち癖がつく手助けをする。
それから少しずつハードルを上げる。
・・・まあ、やらせる方はそうでもないんですけど、やる側はおそらく必死の努力が必要でしょうから、息切れしないように1年間、という区切りを付けてみました。
もちろん延長アリです。フフフ。

0 件のコメント:

コメントを投稿