2011年3月19日土曜日

腹式呼吸について

ワン・ツウ・スポーツさんで腹式呼吸の指導を受け始めて、かれこれ3ヶ月以上経ちます。
僕は古武道や太極拳を経験しているので、腹式呼吸や丹田には興味があるのですが、今まで、今ひとつ体感出来ていなかったな、と思います。だって難しいんだもん。
特に太極拳で指導される、お尻の穴を閉めるっていう、お馴染みの丹田を意識した呼吸法。
ちょうどおならを我慢するように、肛門をすぼめる動作だと思っていたのですが、なんだかしっくりこない。
ワンツウのレッスンを受け続けて感じたのは、お尻の穴を閉めるという動作自体が目的になってしまっていて、本質を理解出来ていなかったな、という事です。

今、僕がやっている腹式呼吸は、お腹の筋肉全体を内側にぎゅうっと締め込んで、さらに体幹の下部の筋肉全体を内側に縮め込む方法です。直腸を上にぐうっと引っ張り上げるイメージで、結果としてお尻の穴も締まります。
お腹、下腹部の筋肉全体を、お腹の内側の一点に向かってすぼめる。
お腹の容量、体積を最小にまで小さくする。
そんなイメージで、腹式呼吸をやっています。

仰向けに寝転がって、この意識で腹式呼吸をすると、背骨の下部、仙骨の上のカーブが伸びて、背中が床にぺたっと着きます。
こういう動きが、立ったまま出来れば、太極拳で言う「収尾閭」の動作になると思うんですが。・・・

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