2015年12月18日金曜日

広いところで練習

久しぶりに市営体育館に行き、武術の練習をした。
1畳のスペースがあれば、練習なんてできる!と気張って、本当はお金がもったいなくて体育館から足を遠ざけていたのだが、練習はやっぱり、広い所でやるべきだとしみじみ思った。特に套路は、動きが変わる。
架式など動きの少ない練習はうちでやって、体育館では移動と套路をたっぷりやった。
12月に入ってから忙しく、気持ちの余裕もなかったので練習をサボっていた。それが如実に、動きに出た。まずはシュッシュをじっくりと、しつこくやってから練習を始めた。
気をぬくと、拍が小さく鳴る。パンと響かせるためには・・・。

左足首の調子は、相変わらず良くないが今日はランニングをしようかと思った。
溜まった洗濯と部屋の片付けで、結局時間が取れず、お預けに。
近所の更科そば屋さんで、年末のお蕎麦の予約をしてきた。
今日は天気が良かった。酒飲み後の鬱も晴れる、いい休日だった。


新しい套路を学ぶ

先日の合宿で、新しい套路を教えて頂いた。
「十八叟(じゅうはっそう)」という螳螂拳系の中級套路との事。
左右対称の形が多く出てくるもので、なんというか、基本の練習のための套路、そんな印象を受けた。
ヘキやポンのような、トリッキーな手技が多く出てくる。これらを効くように放つとなると、なるほどさすがに難しい。
練習中、ファンソンという単語が何度か出てきた。中国武術のキーワードのようだ。
文字面の意味はいくらでも調べられるのだが、体ではできない。こういうのは、「分かった」とは言わないんだろうな。

棍と徒手の表演を済ませ、温泉に浸かり懇親会。そのあとは、いつも通りへべれげになり、気持ちの悪い朝を迎えた。

中国武術を続けてようやく5年。おそらく5年後、10年後、それ以降もずっと続けるだろう。

十八叟
https://www.youtube.com/watch?v=Akjw4YUxf0Y

2015年11月18日水曜日

公休日でした

MacOSがアップデートされて、文章を入力すると推定変換された漢字が自動で入力されるようになった。慣れるまで戸惑ったが、これは楽だと思う。

久しぶりにゆっくりできた公休日だった。
近所の更科さんで、今年も味噌煮込みうどんが始まったので、お昼に頂いた。
そのまま、小雨の中を少し散歩した。
次郎丸から室見川沿いに歩いた。川沿いの住宅街は古くからあるところと新しいところで雰囲気がまるで違う。あえて旧い町並みを選んで歩いた。

午前中は自宅のダイニングで、椅子をずらして場所を作り、武術の練習。
今までの、腕力に頼った動きを改めるべく丁寧に練習を行う。

2015年11月14日土曜日

台湾旅行 10/27〜10/30

母を連れて、初の海外旅行にして親孝行をした。
出不精だったのに、台湾に行きたいと言い出したので、連れて行った。
3泊4日。台北市周辺で、適当に有名な観光地を回った。
良い思い出になっただろうか。僕のわかるところ、行けるところにしか連れて行けなかったし、どこか我慢していたところがあったかもしれない。・・・
来年はもっと大人数で行こう。

中正紀念堂の正門。中正紀念堂は、台北市で一番好きな場所。

武術の先輩に、練習に誘って頂いた。
たくさんの大切なことを教えて頂いた。どんなに感謝してもしきれない。
帰国してからは、思い込みで自己流になっていた動きを改め、意味がわからずに形だけになっていた動きに血を通わせ、気持ちを入れ替えて練習をしている。
一緒に基本をやり、架式をグイグイと修正してもらい、柔法組手で手を合わせた感覚を、いつまでも忘れないように。

2015年9月25日金曜日

公休日でした

 本日は筋トレ日。
 少し前までは、マシンを使ってよくある筋トレを行っていた。
それはそれで充実感があり、段々とレベルアップしていく楽しみもあるのだが、今は地味な筋トレを行っている。あえて例えれば、機能回復訓練に近い。
 ジムトレーナーの方々から教わったことや、武術の先輩方の助言をもとに組み立てた、効果の出そうなヤツをコツコツ続けている。意識は、武術の体を練り上げる、だ。道具は1キロのダンベル1本だけで、マシンは不要。
あとは肩のために棍を振り回したいんだけど、市営体育館のジムじゃそういう訳にはいかない。

 6月末に日野先生のワークショップに参加してから、胸骨の一番基本の運動をずっと続けている。
この運動が、先生のご指導通りに上手くできるようになって、動きの中に効果が出てくるまでには何年もかかるのだろう。が最近、胸骨運動の影響が体に出てきている気がする。
胸骨を引き上げると相対的に骨盤が下に下がる感覚があるのだ。
 この感覚を覚えながら歩くと、足運びがなんだか違う。足首、膝が地面からの振動を受け止めている感じがして、足の付け根の関節がうまく回る。
地面を蹴る反力を吸収しているような??うまく表現できないが、良い感じだ。
残念ながら下半身の訓練ができていないので、普段の歩き方がやりにくく、なんとなくぎこちなくなってしまっただけだが。・・・

 それと、当たり前だけど猫背が改善する。呼吸が楽になり、体がスッとして単純に気持ちが良い。
 ところで気持ちが良いというのは重要なことで、そうじゃないと続かないし、体にとって正しい矯正だということになる。

 これらは胸骨運動の本来の恩恵とは違う、副産物だと思う、が、良いことばかりだ。
奥が深い。

2015年9月21日月曜日

自主トレにて

先週が特別練習で組手主体、今週がシルバーウィークで練習がお休みということで、最近套路を通していない。

先日、仕事帰りに体育館に行き、套路を数こなしてきた。
実感として、まだまだ僕は数をこなす時期だ。動きの流れを体に刻み込ませる、染み込ませないといけないと感じた。
今の時期に、先輩と同じスピードで動くとか欲を出さない。
体が動きを覚えていないから、動く筋肉と制動する筋肉の両方に力みが出てしまい、硬くて遅い動作になっているみたいだ。しかもすぐバテる。
それと、普段考えている、五体のつながりを感じる、とか、重力を味方にするなんて理屈がポンと飛んでしない、検証ができない。

昨日は、それこそ盆踊りですか?くらいの遅いリズムからいつものリズムまでいろいろ試して動いてみた。気づくことが多く、良い勉強になったと思う。

自主トレで気をつけたいのは、やったことで満足してしまうことだ。体育館で2時間過ごすことが目的ではない。なにかを得たいし、得るためのきっかけを掴みたい。
そのためには、練習のテーマ、目標があると良い。
今の僕のテーマは、武術の動きを身につけること。本当に効く突き蹴りやブレない重心、力の出し方を手に入れたい。

最近、久しぶりに無門会空手の動画を見た。


顔面あり、金的ありのフルコン空手団体の組手。
この緊張感、たまらない。試合後の選手の顔も素晴らしい。
駆け引きなしの鋭さがある。武術をやる上で、到達すべき高みだと感じる。
キックボクシングの真似事よりも、こういうのをやりたい。

さて、練習だが、いつも通りシュッシュ、門派の体操、八大式、基本六路を行う。それから套路に入るのだが、基本から套路の間に技術的な距離を感じる。基本が套路に活かしきれていない。套路を分解して技を取り出し、その技だけ繰り返し練習するとか必要かも。

最近思うのだが、シュッシュ〜基本六路等の基本練習こそが大切で、もっとこちらを時間を掛けて練習した方が良いのでは?
でも、例えば突きは突きを打つ練習をしないと決して上手くはならない。
高級すぎてなにやっているのか分からない套路の動きでも、分からないなりに動いていないといつまでたっても出来るようにはならないのだろうな。だからやらないといけない。

2015年9月17日木曜日

自分用覚書

本日は、公休日でした。

朝の内に洗濯、散髪を済ませ、さて昼から体でも動かそうかと思っていたところ、けっこうなボリュームの雨に降られてしまい、近所の更科さんでお蕎麦を頂いた後はうちでぼうっと過ごしている。

正しい姿勢とは?
気をつけること

上体・・・
 胸骨の操作で、上に持ち上げる。
下半身・・・
 腰式呼吸で、地面に引き下ろす。
頭・・・
 顎を引いて、頭がフラフラしないよう安定させる。
足・・・
 歩くときは、カカトからゴンゴン着地しない。
 足裏全体を丁寧に使って、あんまり体が上下に揺れないように。

胸部と腰が上下に引っ張られて、胴体が上下に伸ばされる感じを持つ。
五体のつながりを感じる。足だけで動かない。


左足首の捻挫と、左肩の捻挫(四十肩・・・?)が治らない。動かすと痛む。
負傷箇所に負担がかからない練習をしないといけない。

2015年9月14日月曜日

特別練習日

今日は、月に一度の特別練習の日だった。畳の部屋を借り切って、普段できない投げや受身の練習をやった。
今日は特に打撃技を減らして、関節技にウェイトを置いてやったが、やはり下手すぎる。基本と自由組手が全然繋がっていない。
僕は、必要な技は全て套路に盛り込まれていると考えている。組手で技が出せないのは、やはり稽古不足。通しの数が全然足りない。質が低い。相手を想定する・脱力する・歩法を大切に、等、出来ていない。
ヒントを得たいから、色々な本を読み、動画を見てはいるが、必要なことは全て、長拳螳螂の套路の中から引き出したい。もっとアツく練習しないと。もっと套路と真剣に向き合わないと。

2015年9月8日火曜日

武術の理由 目指すべきところ

単なる殴りっこ、蹴り合い、つかみ合いなら、ピストルや刃物を持った人たちのほうが絶対に強い。喧嘩に強くなりたくて武術をやるのなら、そういう道具を持つことをお勧めする。

武術の練習は、組手が基本だ。
必ず相手がいる。それはつまり、守者と攻者がいるということだ。
攻者が攻撃を行い、守者が防御を行う。
攻者は相手の急所を的確に攻める練習を行う。
守者は攻撃を的確にかわす練習を行う。
攻者は急所の正確な位置を、例えば最短コースで(距離、時間ともに)攻めるよう練習を行う。
守者は、その正確な攻撃を、こちらの体勢が崩れない最小の動作で、しかも確実にかわす練習を行う。
それが真剣であるほど、お互いを高め合うことになる。

互いが相手のレベルを見極め(正しく評価をし)、上達を思いやり、その上で、当たればタダでは済まない程の真剣さで自らの技能を向上させようと努力する。
繰り返すが、それが真剣であればあるほど、お互いを高め合うことになる。
ここに武術の素晴らしさがある。

そういう気持ちで武術に取り組んでいる人は、いつしか矛を収める心境にたどり着くのではないか、と信じている。

いろいろ考える時期か

結局、自分は拳法に何を期待しているのか、だ。
こんな、あんまり一般的ではない技術を時間を掛けて、ヘトヘトになって、多少の怪我も厭わずにやる理由はなんなのか。

はじめはかっこいい先輩や映画スターへの憧れがあった。
運動音痴の克服もあった。
武術という文化への興味、身体操作への好奇心もある。
憧れでも良い、カッコつけや体のメンテ代わりだって構わない。これからはもっと精度を上げたい。深く突き詰めたい。
そのためには、自分に対して抱いている様々な偏見や思い込みを、すっかり捨て去らないといけない。
これは得意だよ、と思っていることが、全然レベルが低かったり、苦手意識のために伸びシロに気づかないままになっていたり、ほんの些細なことで全く違う動きをやっていたり。

勘違い、思い込みをひとつずつはがして、謙虚に教えを受け、自分を伸ばしたい。伸びる自分を見てみたい。

2015年9月1日火曜日

ポッピング


ポッピングというジャンルのダンスですが、凄い!
どうしても身体操作という観点で見てしまうのだが、特に左の人の動きは素晴らしいと思う。武術家が何年もかけて嫌という程練習して、それでも体得出来るかどうか分からないものを身につけているようだ。
最近のイメトレネタ動画です。

左足首の捻挫について

8月の頭に痛めて、いまだに痛みが引かないので本日病院に行ってきた。
レントゲン、MRIでチェックをしてもらい、足首の軟骨が少しだけ欠損している疑いがあるとの診断を受けた。捻挫ではありませんでした。
確かに、痛みを感じる所と欠損している部位は一致しているのだが、それだけじゃない。
足首内側の腱も痛むし、なんとなく踏ん張りがきかない。経過観察しつつ自然治癒を待つか、外科手術で治すか。お金もないし、自然治癒を選択。
しかし、ほんの小指の爪の先ほどの異常を調べて、治療を受けることもなく7千円近く支払ってしまった。懐もバッチリ痛んだ。・・・

夕方からは、近所の体育館に出向いて自主トレ
(もちろん、故障している箇所に負荷がかからないように注意して)。
今日は筋トレの日なので、拳法は一切抜き。
胸骨の運動を始めて、胸の筋肉、関節が柔らかくなっているようで、ダウンドッグのときに両肩の間から肋骨部分がぐーっと前に出た。自分でも驚いた。

最近走れていないので、久しぶりにトレッドミルの上を走る。マシンの上は実際のフィールドと違い、全然楽勝。
バタバタと大きな足音を立てて、15分くらいでゼエゼエ言っていた昔が嘘みたいだ。
左足首も、外を実際に走ると痛むのだが、マシンの上では痛くない。
程よく汗をかいて、本日の練習を終えた。

9月末の特別練習の日には、台湾から大先輩が来日(いや、帰国だ)されるようだ。足首早く治らないかなあ。

2015年8月29日土曜日

自主練直後

9時まで近所の体育館で自主練習、先ほど夕食を終えてこれを書いている。
練習中に感じたことを、忘れないうちに記録。

小虎燕、鏈子搥で今までと全く違う感覚があった。
動いても体軸がぶれない。手足の末端まで力が伝達する感じだ。今までは、キツイばっかりだったのに。
ホウマツ、というにはまだまだおこがましいかも知れない。しかし、こんな感じかな?
そして、疲れ方が全然違う。そんなに疲れないのだ。
今やっている基礎練習を記録しておく。何がどれくらい影響しているのかは分からない。

・日野先生直伝の胸骨の運動
・門派に伝わる体操
・股割り的なスクワット、空気椅子、空気椅子の状態からの片方ずつの爪先立ち足踏み
・開脚膝立てして仰向けになり、かかとで支えてお尻を浮かす
・体操座りの姿勢から上体の左右ひねり
・肩甲骨の腕立て伏せ
・横に寝て、肩の奥のコアトレ
・横に寝て足上げ

書き出してみると盛り沢山やっているみたいだけれど、
1番目はお風呂のついでに、2番目は週1の自主練のときに、3番目以降は週1で体育館に行って、まとめてやってだいたい1時間くらい、だ。
キチキチに追い込んでいるつもりはない。

それと、練習のやり方を少し変えた。
いきなり套路を通さずに、軽く2、3回真似事で流してみてから本番(?)をやる。
すると、体が焦らずに動いてくれる。これが良いようだ。

胸骨の考え方は、とても大きな武器になっている感じがする。
ここを中心に四肢が線でつながっている・力が伝わっていると意識をすると、まず姿勢が良くなり、変な力みがなくなる。目線が前を向く。
なんでもどんどんやってみよう。失敗もザッツオーライだ。

身体を深める

先週の日曜日は、拳法の練習を休んで天神まで出て行って、RBC九州さんの練習に参加させて頂いた。
少し早く来すぎてしまい、レッスンスタジオの前で時間をつぶす羽目になったのだが、朝の天神はやはり清々しい。
週末の朝ということもあり、ゴミが散乱していたり、ほこりっぽかったりしているが、昼〜夜の雑多感を知っている者にとっては、悪いものではない。

レッスンは、先々月の日野先生のワークショップの内容に準拠したもので、心も身体もストレッチをかけて気持ちよくリフレッシュできた。
今回、縦系の運動というものを初めて体験させて頂いた。
左足首の捻挫が気になって、足元をうまく使えなかったのが残念。
この、力を上体末端まで伝えていく運動は、いろいろなことに応用が利く気がする。
この場合、伝えようとしている”力”とは体重かな?ということは重力だ。丁寧に、丁寧に運動しないと、いつも使っている筋肉群が、お任せください!とばかりにいつも通りの重力に反発する働きをしてしまう。せっかく70キロ強という、人よりちょっと強い力(体重)を持っているんだから、上手に活用しないと!

やっていて気付かされたのだが、足首が堅い。股関節があんまり開かないのは昔から自覚があったのだが、足首は気がつかなかった。
足首が動かないと、力を伝える運動はうまく出来ない。
それと、いつも練習している騎馬立・その他武術の立ち方に疑問を感じるようになった。
ガッチリと居ついている。特に腰を下げれば下げる程、動きに制約がかかるのではないのか。そうなると、せっかくの力を活かすことが出来なくなるのでは?
練習の足りない僕の私感だからひょっとしたらきちんと答えがあるのでは、とは思うが、腰を落として、動くときに足を引きずっているようではダメなんじゃないかなと思う。

RBCには、武術の経験のある人は少ないかもしれないが、武の達人に近づいている人たちが大勢いる、そんな印象を受けた。
正面立ちなんて、皆さん侍の佇まいそのものだ。

2015年8月16日日曜日

自主練習

仕事帰りに近所の体育館に寄り、自主練習をこなす。
左足首の捻挫が長引いていて、動くとしんどいがそこは我慢。普通に動いているだけなら、今より悪くなることは無い。
シュッシュから八式、基本六路まで丁寧にこなす。
力を抜いて七手。上体と足がケンカしない、腕から出る重みを殺さないよう注意して動く。
疲れる動きはしない。套路もテンポを落とし、正しい動作と要所要所での〆を意識する。
出来ないことを力でカバーしない。今の自分のレベルを受け入れて、とにかく丁寧に動く。
丁寧に動くと、四路奔打と小虎燕が違う系統のものだということが感覚として分かった。
動きの質が違う。疲れかたが違う、体の使い方が違う。
鏈子搥は、途中から突っ走ってしまった。で、最後はヘトヘトに。
蟷螂手が、なんとなくハマる感じがあった。最近頭の中で、左右反対でイメトレしているせいか。
二路長拳を習ったところまで復習。殴りっぱなしの恐ろしい套路だ(笑。
棍をじっくり練習したい。棍は、体の使い方を学ぶ良い教材だと思う。重いものを使うと、肩周りのストレッチや筋トレにもなる。
最後に、組手対策として手技の練習を行う。

2015年8月14日金曜日

どつき合い・・・

長拳螳螂門福岡教室が、積極的に組手を練習し出して3ヶ月が経つ。
動画を撮り、後で見直すのだが、自分の成長のなさに呆れるばかりだ。・・・
やっている最中は、伝統派を気取っているのだが、映っているのは下手くそなキックボクシングの真似事だ。基本練習と組手が繋がっていない。

組手には、制限時間がある。つまり、1〜2分の間に、有効な突き蹴りを相手よりも多く当てないといけない。そのための技術は、伝統武術の基本練習には無い。
使ってはいけない技がある。つまり、ルールがある。喉や金的など攻めてはいけない。
倒れた相手を執拗に攻めてはいけないetc・・・
組手を合理的に、安全に行うための決め事が、基本とのつながりを薄めてしまっている。

今、学んでいることが検証できるような組手をやりたいな、と、いつも思う。
せっかく七星対打や七手対打、チンナを学んでいるんだから。

2015年7月23日木曜日

公休日

午前中に10キロランニング。今日は大雨が降るとの予報だったので、外の用事は早めに済まそうと思って朝から走ったが、結局、雨は降らず。
家に帰り、さっとシャワーで汗を流し、近所の更科さんで蕎麦と天丼を頂く。
お昼からは散髪。

先週のランニングの疲れが足から抜けず、足取りが重く動きが悪かった。
今までは、たいてい3、4日で疲れは癒えていたのに。老化かな。
年のせいにしたくないので、きちんと休みが取れていないということだ。タンパク質摂っていないから、体の回復機能が十分に働いていないのでは、と思い、久しぶりにバルクスポーツにプロテインを発注。
日本人は、通常必要な量のタンパク質すら日常の食事だけでは賄いきれていない。まして、スポーツをするならばサプリを使うのも必要な方法だと思う。

最近、拳法の練習で組手をやりだしたので、勉強のために『打撃革命』という本を買った。シュートボクシングの第一人者・吉鷹弘氏の著作だ。
シュートボクシングという響きが、まず懐かしい。シーザー武志氏、もう還暦か!
確か結成が30年位前になるが、当時は格闘技ブームで他にUWFやら骨法やらサンボやら養神館やら無門会やらいろんなモノが世に出てきて、本当に楽しく賑やかな時代だった。雑誌もたくさん出ていた。
『打撃革命』だが、素晴らしい内容でした。
この本は、著者も冒頭文で書いているが、万人向けの王道の教科書ではない。実際にリングで試して、得られた成果だけを書いているという。だから、まず基本技術の勉強が必要な、これから始めようという人、基本の見直しをしたい人にお勧めできる本ではない。

内容を読むと、螳螂拳の技術と被る部分が多くあり、嬉しくなった。
まず、突きの時に”膝落(しつらく)”を使うこと。
これは、体軸の回転力で突くのではなく、当たった瞬間に膝を使って突きに体重を乗せるという古伝の技術で、この技術を総合(MMA)の試合の中でどう使うか、使えるかが書いてある。
1−2の打ち方で、ジャブが横拳ならストレートは縦拳で打つことを勧めてある。捻らないのでコンビネーションに無理がないとのこと。
縦拳って、伝統派中国武術に日本伝少林寺拳法と、今どきの流派では白蓮会館くらいしか推進していないと思っていたのに。
螳螂拳でも、単に縦拳を使うのではなく、横拳とのコンビネーションを練習する。で、実際に体を動かしてみると、分かるんだよこれが!
捻りを入れた横拳は、一撃必殺のヤマトの波動砲みたいなもので、K.O.必至だが使い所が難しい。縦拳は、言ってみればウィザードリィのカシナートの刃。使い勝手が良いし割とよく入るがそれだけでは威力が弱い。で、インパクトを出すために膝落を使う。
蹴り技に至っては、ほぼ古流に近い技術。腕の反動を使わない、脇腹を使うとか。
少林寺やっている人は、すっと体に入っていく内容だ
(でも今どきの、回し蹴りと振り蹴りの区別もつけず、キックミット鳴らして喜んでいる拳士連中に果たしてどれだけ伝わるものか)。
全ての格闘家のバイブルになるテキストではないかも知れないが、今迷っていること、疑問に思っていることを吹き飛ばしてくれる、僕にとっては素晴らしい本だった。
昨日届いたが、もう2回読みました。
ワンツウのコンビネーションでは貫手を使え、グローブじゃバレないから、なんて素晴らし過ぎる&非常に合理的⭐︎こういう本が欲しかった。

2015年7月19日日曜日

ここから、の感覚

先日の土曜日、久しぶりに近所の体育館を借りて自主練を行った。その前の日に6キロ少し走っていて、疲れが残っていたが他に練習する日が取れなさそうだったので頑張ってみた。
今日は、毎週日曜日の公式練習日。
暑さもあり、先日の疲れもあり、体が重い。力が出ず、四肢が思うように動かない。
ここからだ。筋肉がばてて、それでも動こうとするときに、技が磨かれる。
本当の武術の動きを学ぶことができる。
きついときこそ正念場。ここからの頑張りが、真の力になる。
オレって頑張ってるね、と、ビール飲んでる場合じゃないんだよ。

2015年7月16日木曜日

拳をみがけ!

尾下正伸氏の『最強パンチ理論』を読んでいる。
ボクシング形式のパンチ理論だ。股関節を使い、回転力を打撃力に変える打ち方が披露されている。
膝の内側を締めて若干内股に立ち、母指丘〜かかとに重心を落とす立ち方。
中国武術とは異なる技法だが、参考になることが多い。また、至近距離で数を打ち合う場合、非常に大きな武器になると思う。

今学んでいる『長拳螳螂門』は、近接戦では螳螂拳、遠距離では長拳という、古伝の武術をいいとこ取りした比較的新しい総合格闘術なのだが(合っているか?)、僕は南拳のエッセンスも入っている気がする。
基本練習では、とにかく体重を活かした重い突きを繰り返し訓練する。
足幅を広くとり、腰をぐっと落として、一発必殺の突きを磨く。
蹴り技は素朴で、華麗なハイキックやブラジリアンキックのようなトリッキーな技はでてこない(私が未熟で、教えて頂けていないだけかも知れません)。

長拳螳螂門を学び出して、5年が経つ。
当初、太極拳の教室を探してネット検索をしていた。で、本当にたまたま、「螳螂拳」の文字を見つけてしまった。
子供の頃に見た、映画『少林寺』でユエハイ氏が披露していたカッコイイ拳法がフラッシュバックした。初心者向け見学会がちょうど予定されていて、そしてそのまま入会した。
体が硬く、きつい事は苦手なので、武術は好きだけど長拳だけは絶対ないな、と思っていたのに、今じゃなんとなく旋風脚っぽいことも出来てしまう。
人間、なんとかなるものだ。

真正面に立つ

人を指導する立場になって、その大変さ、大切さにやっと気がついてきた。
読む人によっては誤解を生むと思うが、育てたい人のわがままを、どこまで聞いてあげられるかが大切な気がする。

よく、言いたいことを言ってください、とか、思っていることを話して下さいと、いわゆる先輩と呼ばれる人たちは問いかけるが、その場で言えることなんてどう考えても限られている。聞く側にも問題があり、聞きたいことや予測していることしか聞こえてこない(人間とはそういうものだ)。
だから僕は、そういう問いかけはしない。普段の仕草を見る。わがままを見せてもらう。
ため息をついてダラダラと動いている。それがその人の”言いたいこと”だ。言葉が姿に現れている。しかも、とても正直に。
その意思表示をどう受け止めるか。そこから何を読み取り、どう対処するか。
真っ直ぐな定規を背中に当てて、曲がった姿勢を自覚させて叱り飛ばすのもひとつの方法だ。
言い聞かせて、励ますのも方法。
が、たいていの場合、本人は、自分が曲がってしまっていることを自覚している。そして、やはりたいていの場合、これじゃダメだ、と、わかっている。
なのになんで曲がっているの?そこに興味を持つのが先輩に必要な感性であり、経験を知恵に変えて導き、解決を促すのが力だと思う。

ただ、ひょっとしたら、彼の姿勢をひん曲がっていると感じてしまうのは傲慢なのかもしれない。


少し前の日本人が遺したエピソードを披露し、日本人って素晴らしいと悦に入っている人達をSNSではよく目にする。
エピソード+海外の人のコメント(お褒めの言葉)がセットになっているのがパターンで、自分達の数世代前の祖先の功績さえ、他国の人のお墨付きがないと自信を持って認めることができない。昭和後期に蔓延した自虐の裏返しにしか見えないし、過去の功績(現代ではない、もちろん自分の成果でもない)を自信なさげに披露して満足を得ようとする軽薄さは、我々日本人の美徳からは大きく外れたものだと思うが、恥を感じないのだろうか。

2015年7月2日木曜日

関わりの力について

日野先生のワークショップを体験して、いろいろ自分に至らないところがあったことに気づいた。

武術は、テクニックも大切だけど、つまるところ人と人との関わり方だと思う。
技が掛かる・掛からない、は、もちろんその人のその技の習熟度もあると思うが、もっと根源に、技をかける側・掛けられる側の関わり方にある。
実際は敵同士だから、関わりなんてないよと思うかもしれないが、人である以上、そこには必ず心のつながりが生じ、関わり合うことになる。
こんな奴に負けられない、うわ強そうだな、とか、なにがしかの心の動きがある。
そこを、利用するわけではない。うまく言えないが、関われる人は強い。

人と関わる力の弱い人は、技は掛からない。
関わる力が弱いと、技が掛からないということもあるが、そういう人は得てして自分の世界の方が好きで、世の中に興味がない人だ。
なので、自分の価値観だけで物事を見てしまい、人と摩擦を生じやすい。ちょっとした違和感に、大きく動揺する。そして自分が傷つく。傷つきたくないから、自分の世界のもっと深いところへ、ちょっとずつ埋まっていく。

人と関わる力は、武術にとどまらない。
必ず実生活に活きてくる。
結局、そのための武術修行でなければならない。


日野晃先生ブログ さむらいなこころ
http://blog.ap.teacup.com/hinobudo/

2015年6月26日金曜日

日野晃福岡ワークショップに参加

去る6月21日、姪浜のバレエスタジオで開催された『日野晃福岡ワークショップ』に参加してきました。




こんな不思議な技を見せられて、興味を持たないわけがない。

初めて先生にお会いし、受けた印象はめちゃくちゃ気さくだな、ということ。
単に陽気、という事ではなく、こちらのなんともたどたどしい問い掛けにも、ニッコニコ顏でぐっと身を乗り出して「ん?なんやゆうてみい」と、初見の私でさえもとことん受け入れようとしてくださいました。

レッスンは3部構成で、身体の操作、本来の機能を取り戻すための運動がメインの「身体塾」、自分を表現する事、自分を知る事、相手にどれだけ関われるかの訓練を行う「関係塾」「表現塾」に分かれています。

身体塾は、胸骨を前後に動かすという運動に取り組みました。
ちょうどウルトラマンのカラータイマーの位置を、前に後ろにぐーっと動かす。が、これが動かない。
手足を振るのなら簡単ですが、こんな部位今まで意識した事すらないし、まして動かそうとした事なんてない。
この運動を紹介されるとき、先生は、胸骨の動きを背骨に伝え、その力が四肢に伝わる云々とお話しされましたが、こちらはとにかく必死に、理論はこっちに置いといて、まずはうごかせないと話にならないと思って「限界を超えて」「骨が折れるつもりで」頑張りました。
ペアになっていただいたジャグラーの方が、「つま先から体を経由して胸骨のポイントまで線を感じる」と感想を言われていましたが、僕はといえば、持ち上げずに体をそらすところが、ヨガのベビーコブラみたいかな?なんて感じていました。

午後からは、「関係塾」「表現塾」。他人との関わり・自分の他者に対する表現力を磨くレッスンでした。
いくつもメニューがあり、どれも目から鱗だったのですが、すごいキタ!のは、「正面向い立ち」というもの。
真っ直ぐに立っているパートナーの正面に立つ、文字にすればそれだけの事ですが、とても勉強になりました。
大切かな、と思う事を沢山得る事ができました。
パートナー同士がお互いに本気で、「オレは真っ直ぐ立っている!」「正面に来い!」「こいつの正面はどこ!?」・・・てのがあると、正面に来たときにバシッとはまる感覚・ここで間違いないという手応えがあります。心の落ち着く連帯感を感じます。
顔の向きがどうだ、体の角度が、足がこっち向いているとか条件をあてはめても正面は掴めません。これが関わるという事か!と思いました。

思っていた以上に深い内容のある、素晴らしいレッスンでした。
また、武術を日常の生活に活かすとはこういう事か、と感動しました。
喧嘩が強くなるとか、イジメにあわなくなるとかとは次元が違います(それも大切かもしれませんが)。
WSは年に1回というのがもどかしいのですが、また来年も参加したいと思いますし、福岡で行われている、有志の方の練習会にも参加させて頂きたいなと思いました。

2015年6月14日日曜日

本日の螳螂拳教室

今月より、月に1回特別練習の日が設けられるようになり、先週はホントに久しぶりの組手を。学生の頃以来だから、20ン年ぶりです。
もう50前だし、お手柔らかにお願いしますなんて言ってはみたが、自分が一番張り切っていたみたいでした。怪我までしてしまいました。・・・

私を含め、経験の少ない者同士の組手だから、いろいろ課題が山積みです。
突き蹴りが単発。コンビネーションがない。スタミナがない。歩法が雑。etc
だからこそ、これからレベルを上げていく楽しみがあります。
そんな反省を踏まえて、自主練に歩法と移動しながらのコンビネーションを加えてみました。

今日は、二路長拳をまた少しだけ先に進めました。
サンプラクチがついに出てきて、台湾の本部の方は1秒間でやってしまうのだとか。二起脚(その場での飛び蹴り)、肘打ち、足裏で蹴る後ろ回し蹴り、旋風脚、の4連攻撃を1秒で!?

二路長拳は、基本的にそれ程複雑ではない技の組み合わせの様で、鏈子搥に味わいが似ている気がします。


大枚叩いて、道具を揃えました。

2015年6月2日火曜日

公休日でした


今日は公休日でだったので、昨夜から実家に帰り、母親孝行して来た。
仙台に旅行に行ったとかで、お土産をもらいに行って、ついでに晩御飯にありついて、手土産に持って行ったお酒で楽しく過ごしただけですが、行って良かった。

午後からは自分の家に戻り、ランニング。
うちの近所で、この辺はもう2年くらい走り回っているのだけれども、少しコースを変えると、そこは「新しいコース」としてPCには認識される。
通ったことのある道を、違う順番で組み合わせただけなのに、面白い。

夕方は近所の体育館で、拳法の自主練。
いつもの武道室が使えなかったので、トレーニングルームで、他の方の迷惑にならない程度に動く。
套路や移動練習はできないから、高先生体操、八大式、その場での蹴りの練習、歩法を時間をかけてやった。
高先生体操は、そんなに動かないはずなのだが、毎回汗がポッタポタ出る。
歩法は、注意しないと少林寺の癖が出る。腰を使って移動して、ついテンシを効かせてしまう。もっと当たり前に素直に動いて、体重・重力を素直に感じるよう意識した。
蹴りの練習では、せっかく二路長拳を学んでいるので、「サンプラクチ(合ってるかな?)」をやってみた。
慌てないで、動きを体に覚えこませるように、丁寧に。

せっかくなので、日野先生の胸骨の運動をやり、締めに振り子突きを50本。
しかし振り子突きは良く出来ていると思う。しなやかに、相手の手元でスパン、と伸びて、さっと拳が帰ってくる突きだ。少林寺拳法が、飛燕と称されるのも納得がいく。

2015年5月31日日曜日

本日の螳螂拳教室

新しい基本練習
・馬歩から、片側に体重を寄せつつ反対側の脚でバイレン(外回し蹴り)。蹴る時に体を開くという、体の使い方が分かりやすい。

八大式、蹴りの練習、基本六路、七手と、オーソドックスな内容をこなす。
続いて、基本五拳、棍、刀の套路。
基本五拳の内の二路長拳を、少し先まで教えていただいた。
飽きっぽい年少部を励ましつつ、自分の練習もこなす。

昨年末から、自主練を続けている。
特別なことは出来ないから、教わった套路を何回も繰り返している。それと、基本六路、八大式を必ず行っている。
それだけだが、実感として腕が上がってきている感触がある。
今年に入って、教わった套路6つを全て、70回ずつ通している。それとは別に、七手という螳螂拳の精髄のような基本套路を100回と、毎回の練習時に基本六路と秘伝の体操を行っている。
体がようやく出来てきているのか?
あと、面白いところで振り子突きという少林寺拳法の基本を練習に取り入れました。
南拳風のドスンと突きがくる長拳螳螂門とはかなり色が違いますが、足腰の使い方の勉強になります。対打のときに必ず活きてくるはずだ!

2015年5月17日日曜日

本日の螳螂拳教室

私を含め、大人二人と子供二人。
年少部の指導の難しさを実感した(笑。
おや、と思ったのが、子供達の体が硬い。
すぐに出来ません、きついですと言う。
楽しくないとやらない。
いいよ、いくらでも楽しくしてやろう!

先日は近所の体育館で、2時間しっかりと基本、套路で汗を流してきた。
今日は朝から教室で練習、帰ってから5キロのロードワーク。
ついでに洗濯に片付け、晩御飯のお買い物。充実しているな。
運動は、僕に活力を与えてくれる。みんなジム行こうぜ。

螳螂拳は、入門5年目にしてようやく基本五拳の最後、二路長拳を学び出した。今日で3回目か。我ながら遅い!
二路長拳は、長拳らしい、突いて殴って蹴ってまた蹴って、力強い印象だ。
とにかく、重力を味方にしよう。突き蹴りの半力を地面に叩きつける感じで。

2015年5月16日土曜日

自分用投稿:酔拳

酔拳という拳法は存在しないそうで、各門派にあるそれっぽい套路をまとめて総称しているとのこと。
酔拳に興味があり、動画を検索するとたくさん出てきますが、なんというかゾロっぺえで鼻持ちならないものが多い。
そこで自分なりに厳選をして、評価できるものを集めてみました。







人前で、請われて演武するとしたら、やっぱりジャッキー・チェンのアレが一番受けるだろうな。
酔拳は、すごく難易度高いです。

2015年5月15日金曜日

おかげさまで

今年は、税理士事務所の先生にコンサルに入っていただき、決算を進めてもらった。
おかげさまで、昨年、一昨年のように30連勤、40連勤しないで済みました。
先生、本当にありがとうございます。
3月一杯でベテランが退職し、1〜2年目のパートさん+僕、という笑うしかないような体制で、案の定テンパっていて、この上決算業務ときたらちょっとどうなったかわかりません。そんな状況ではありますが、目の効かない社内の連中の評価は、あいつは仕事していない、さばけないというところで落ち着いているようです。
見えないところでため息つかれているなあ。そういう連中のケツもかなり拭いてあげているつもりなんだけど。・・・
社福だ医療法人だの、そこしか経験のない連中に多くは望めない。が、こんな風に顔に泥ぬられて悔しい思いをしながらあと20年くらい仕事しないといけないのかな、と考えると、嫌だなー、と思う。

2015年5月10日日曜日

練武会福岡教室 体験会でした

本日は、未体験者向けの体験会を開催しました。
九州の各支部から大勢の先輩方に集まっていただいて、賑やかに執り行いました。
こういう形式の合同練習は、もう何回も行っているけど、いつも新しい動き、コンビネーションを教えていただけます。
それがとても楽しいし、ためになります。
こういうことを、本部の人たちは毎週練習しているのかなと羨ましくなったり、でも負けないよ、と、対抗心を燃やしてみたり。

套路は、前回から始めたばかりの二路長拳を少し進めた。
上下動が多く、重い突きを放つ重厚な印象です。

2015年5月5日火曜日

井原山散策

天気が良かったので車を出してみたら、どこに向かってみても大渋滞!参った。なめてました。
そこで、あんまり人が行かないような場所は・・・と言うことで、瑞梅寺ダムを見に行ってきました。
が、工事中で車を止めることができず、もう少し上まで登ってきました。


山が美しい・・・。
登山の人がたくさんいて、ちょっと僕も登ってみたくなりました。
林道を進めば、雷山まで抜けるらしい。面白い。

帰ってからは、10キロほどランニング。

だんだん暑くなってきました。

2015年5月4日月曜日

久留米 モヒカンラーメン

せっかくお休みをいただいたので、今日は久留米までラーメンを食べに行ってきました。
丸星・・・わあ、並んでるよ。
というわけで、市街地まで進んで大砲へ。
これが読み間違いで、本店で50名ほど、合川店で30名くらいの待ち。もうビックリですよ。近所のふくちゃんラーメンで5人くらい並んでてても、もう気持ちが萎えるのに。
さすが大砲さんです。・・・

せっかくですので、嫁のスマホをナビ代わりにモヒカンラーメンさんを探しました。
こちらも10名くらい並んでてはいたのですが、お腹も空いていたしおとなしく並んで待つことにしました。


店員さんがモヒカンカットだということで、正直キワモノかなと思っていたのですが、正調のとんこつラーメンで美味しかったです。1杯580円は、僕の中ではちょっと高いかな、なんですが、丼が深く、ボリュームがありながらも飽きさせない味わいで、満足できました。

少なく見える?とんでもない。

こちらの魅力は、料理の美味しさもですが、エンターテイメントにもあります。
焼き系のメニューは、お店の方がテーブルまで来てくれて目の前で仕上げてくれます。それもノリノリで(笑。

「とんこつ飯」モヒカン流焼き飯。ビビンバの要領で。ジュワッと!

「焼き替え玉」焼いた鉄皿に麺を乗せて、ラーメンのスープでジュワッと!

すんごい良いお店でした。

食後は、あわや本店であわやおこしを買い、道の駅で晩御飯を買って帰路へ。
そうそう、行きを下道で進んでいると、途中から飯塚に向かっていました。
筑紫野あたりで道が変わっている??

2015年4月29日水曜日

朝倉市 藤井養蜂場へ

嫁が贈り物を買いたい、ということで、朝倉市まで行ってきました。
二日市から朝倉まで抜ける朝倉街道は、飲食店の多い通りで通るたびに何か新しいお店が出来ています。
今日は、「香港一」という中華屋さんに行ってみました。


元洋食屋さんだった建物で、中華らしくない面影が所々にありますが、雰囲気はとても良いです。
品数が多く、価格のわりにボリュームがありました。
最近、個人経営の、しかもあちらの方が経営されている中華料理屋さんって増えた気がします。
このお店も、綺麗な中華系のお姉さんと、体格の良いおじさんコックさんが頑張っていました。


元甘木市の少し先、三連水車のあたりにある藤井養蜂場です。
ただの蜂蜜屋さんと思いきや、しっかり小売までされていて、ついでに蜂蜜とは関係のないであろう温室庭園まである、面白いところです。


元小学校のプールだったところを温室に改造。鴨や錦鯉までいる!


立派な藤棚。今日も楽しませてもらいました。

2015年4月28日火曜日

昨日の晩御飯 ブリのアラ炊き


立派なブリのアラが258円!で売っていたので、買ってきて大根と炊いてみた。
料理酒1カップ強、砂糖半カップでブリ、大根を炊く。落としぶたを使う。
なければアルミホイルで自作する。
大根から結構水が出るので、酒の量は減らしても良いと思う。
火が通ったら、醤油半カップを回し掛けて、10分ほど煮続ける。
関東風のレシピのせい??ちょっと僕には辛すぎた。醤油の量はもっと減らせる。
仕上げにみりんを大さじ2杯ほど入れて煮て、照りを出す。
酒で魚を煮ると、こんなにも柔らかくなるんだとびっくり。勉強になった。

あと、里芋と白菜、人参の味噌汁。
失敗したとき用に買ってきた、チキンカツと、エビとニンニクの芽の甘酢炒め。

2015年4月26日日曜日

長拳螳螂門 練武会 佐賀教室


今日は、練武会 佐賀教室の初心者体験会でした。
会場は、川上コミュニティセンター。

小さいけれど、練習に必要なものは揃っている素敵な公民館。

奥に見えるのが、背振山地。あの向こう側に僕の故郷・糸島がある

会場に早く着きすぎてしまい、近所の大和中央公園を散策。

北に背振の山並を仰ぎ、のどかで心休まる場所で、同好の志とひとつの事に没頭する喜びを存分に味わってきました⭐︎
佐賀教室は、20年も修練を続ける素晴らしい先輩と、真面目で誠実さを絵に描いたような相方さんが運営する、魅力溢れる教室です。
佐世保の本部からも大勢の参加があり、今回も僕は、心から楽しませていただくとともに、自分の練習不足を身にしみて思い知らされる事となりました。

練習後は、お楽しみの温泉付お食事会。
今回は、『開泉閣』さんで鯉料理を頂きました。Bery Good!



さて、うちに帰ってからは、もうひとつの趣味のランニング。


いつもの5キロコースを走りました。
拳法練習後の疲れ、昨日のプチ山登りの疲れが足に残っていましたが、走るときに使う筋肉は微妙に違うようで、いつものペースで走る事ができました。
日差しが強くなりました。日射・熱射病に気をつけて走ろう。

2015年4月25日土曜日

散歩 野芥〜西油山

野芥から、ふと見上げた油山山系の峰々。
ランニングのときに、いつも眺めながら走っている山々だ。
どこまで近づけるか、歩いてみた。

奥に薄青く見える山並み。

この小川沿いに登ってみた。


どんどん進んで、分かれ道は高いところに続く方を選び、



料亭を2件ばかりやり過ごして、


僕の選んだ道では、ここまでが精一杯だった。
大分近づけたけど、まだまだ先だな。

空は晴れ渡り、すっかり初夏。Tシャツとパーカーでは汗まみれになる程だった。
野芥から西油山まで、往復3時間の小行脚でした。

二路長拳に入る

四路梅花刀の型を覚えたので、先週より二路長拳の練習に入った。
上下動が多く、独特の蹴り技がある、トシヨリには厳しい型だ。

高校生の頃、弓道をやっていた。
「弓は背中で引く」「弓は、引くのではない。押す。」
こんなことを、高校生の僕は体感として身につけ、言葉にしていた。
今振り返れば、面白いヤツだと思う。たいしたもんだ。・・・
長拳螳螂門を続ける中で、これからどのようなことに気がつくだろうか。
いつもワクワクしていたいと思う。


二路長拳

ランニングで動きの質を改善する

いちいちFacebookで公開するのも、聞かされる方はつまんないだろうなと思い投稿していないが、ランニングは続けている。



寒い日はテンションが上がらないので、ペースは一時期よりは落ちている。

ルナサンダルは良い。足運びが丁寧になるので、膝への衝撃が減ったように感じる。
また、頑丈なので100キロくらいではヘタらないしすり減らない。
サンダルにしろ、下駄でも良いと思うのだが、丁寧に足を運ぶことで動きの質が良くなっているように感じる。走り始めは、体が温まるまではそうでもないのだが、馴染んでくると「スタスタと走る(歩く)」感覚が体で理解できてくる。
この感覚と、構造動作トレーニングの「腹圧をかける」「脛を立てる」姿勢、五輪書に書いてある足運びを参考に、自分の武術に磨きをかけたい。
難しいことかなあ?いやいや、やる、と決めて、続けることが大切だ!


最近は、他人の視線も気にならなくなってきた。

2015年1月12日月曜日

本日の拳法練習

近所の市立体育館の武道室にて練習。貸切状態だった。
上体から、肩からなかなか力が抜けないので、思い切ってぐんにゃりしてみた。
足から動く、突進力を出す。上体からは動かない。
ぐんにゃり蟷螂手、ぐんにゃり鏈子搥、ぐんにゃり小虎燕、ぐんにゃり四路奔打、ぐんにゃり四路梅花刀。
今後はこれで、体の使い方を研究しよう。

2015年1月9日金曜日

職員旅行 in 台湾

去る12月22日から24日まで、職場の仲間達と共に台湾まで行ってきました。
龍山寺、九份、迪化街と定番コースです。

龍山寺

宗崢先生の花文字。
九份に行くと必ず書いて頂いている。

迪化街の銘茶店・王瑞珍茶業さん。
奥様と試飲が楽しめる。

今回は特に、僕が台湾の拳法を学んでいるということで

「いらっしゃい。なんにする?」
「ここで装備していくかい?」

ひのきのぼう、はがねのつるぎをゲット

そして総本山

振り返ると、いろいろなところを慌ただしく回ったなあ、という気がします。
時間がなくて、せっかくの台湾なのにゆっくり食事も出来なかったくらいです。
参加してくれた皆が楽しんでくれたようですので、それがなにより。

今回は、JTBの格安パックが利用できて、飛行機代+素泊まり2泊3日で46,000円少しで行けてしまいました。
福岡発着、エバー航空、ホテルは台北ガーデンホテルですので、ホント格安です。